子ども靴 「よく転ぶ子 足の変形注意」

子どもが頻繁に転んだり、歩き方が不自然だったりする場合、足に問題が潜んでいることがある。足の成長は靴にも影響される。歩き方とあわせてチェックしたい。

 

 健康な足は足裏の骨格がアーチ状になっており、地面からの衝撃を吸収しながらバランスをとっている。通常9歳ごろまでに出来上がるという。アーチが崩れて平らになっていると、転びやすかったり、足が疲れやすかったりする。

 

 足の変形を改善したり防いだりするには、靴選びが大切だ。踵を丈夫な素材でしっかり覆ったものが良い。踵が安定するとアーチも形成されやすい。

 大きすぎる靴は足が前にずれて指がつま先部分につまってしまい、負担がかかる。

長さは足より1㎝程大き目で、靴紐や粘着テープで甲の部分で締められれば、足ま前にずれにくくなる。横幅は足を圧迫しない程度にぴったりフィットしたものが良い。

 

 子どもの足の異常を察知するには、踵が内側に倒れていないかや、靴の踵部分の擦り減り方が左右で違っていないか等が目安になる。長い距離を歩いていないのに、すぐに疲れたり足に痛みが出ないかも判断材料になる。

 

読売新聞から記事を要約しブログに載せました。